法務におけるDX化とは?法務部門におけるデジタルトランスフォーメーションの活用とメリット – 法務DX Lab.
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法務におけるDX化とは?法務部門におけるデジタルトランスフォーメーションの活用とメリット

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昨今、企業においてDX(デジタルトランスフォーメーション)化による業務の効率化や事業の変革が求められています。こうした動きは企業の法務部門も例外ではありません。しかし、法務部門における業務は他の事業部門の業務と異なる部分が多く、DX化といってもどういった対応が可能なのか、また導入可能性があるのかについては検討を要する部分があります。そこで、企業の法務部門におけるDX化について活用方法や考えられるメリットについて解説します。

企業法務におけるDX化とは?

DX化は現在、人手不足や働き方改革などの影響を受け、部門を問わず多くの企業で取り組んでいる課題です。しかし、企業における法務部門は事業部門と業務内容が異なる点が多く、その他の部門におけるDX化とは異なる取り組みを行う必要や検討を要する点があります。
そこで、以下では一般的なDX化と企業の法務部門におけるDX化の取り組みについて解説するとともに、今更聞きにくいリーガルテックについても併せて解説します。

DXとは

まずは一般的なDXという言葉についてですが、冒頭でも触れたようにDXとはデジタルトランスフォーメーションの略称です。DXの定義は経済産業省がDXについて、以下の様に定義しています。

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データ とデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデ ルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」

経済産業省「デジタルガバナンス・コード2.0」P1より

つまり、DXとは端的に言うとデジタル技術を活用して製品やサービス、ビジネスモデル、業務などを変革し市場においての優位性を確保することをいうものと言い換える事ができるでしょう。

企業の法務部門におけるDXとリーガルテック

一般的なDXの定義を念頭に置いた上で、企業の法務部門について考えた場合、ご承知の通り法務部門は製品の製造や営業等の事業活動に直接従事する部門ではありません。そのため、前述のDXの定義を企業の法務部門に当てはめる場合、法務におけるDXとは組織、業務、プロセスなどの変革にデータやデジタル技術を活用することに重点を置くこととなるでしょう。
このように考えた場合に有用なツールとなるのがリーガルテックです。リーガルテックとは法律(Legal)と技術(Technology)を組み合わせた造語です。
リーガルテックとは、デジタル技術を用いて企業法務の効率化を図るために用いる製品やサービスのことを意味します。
昨今では、リーガルテックとして契約書レビューをはじめ、電子署名・電子契約サービス、契約書管理サービスにとどまらず登記や各種申請の支援などもあります。

企業の法務部門におけるDX化はこうしたリーガルテックを活用した業務の効率化・コスト改善だけでなくより精度の高いリーガルチェックなどを通して業務の質を向上させ、会社の法的リスク低減をはかることで市場における優位性を確保していくことがミッションとなるでしょう。

一般的なDX化のメリット

法務部門におけるDX化を検討する前段階として、一般的にDX化のメリットについて簡単に押えておきましょう。

生産性の向上

DX化のメリットとして、これまで工数が発生していた業務を効率化することで、コア業務へ集中することで生産性を向上させることができる点が挙げられます。

市場変化への柔軟な対応

企業をとりまく環境は常に変化しており、デジタル技術は特に進歩のスピードが速く、こうした技術の進歩に伴い市場も変化しています。DX化を行い先端技術を取り入れておくことで、市場の変化へ柔軟に対応することが可能な点もメリットです。

コスト削減

DX化により業務効率化がなされた場合には、これまで人員を割いていた業務をツールやサービスに任せることで人件費等のコスト削減を行う事が可能となります。

データ管理性の向上

契約書の管理システムなどに代表されるように、こうしたツールを導入することで、これまで紙で管理していたものをデータで管理することで、一覧化やリスト化が容易となります。そのため、データ管理性の大幅な向上ができます。

法務部門がDX化を進めることのメリットとデメリット

では、一般的なDX化のメリットを踏まえた上で法務部門でDX化を進めた場合、どういったメリットやデメリットがあるでしょうか。

メリット

前述の通り法務部門におけるDX化はリーガルテックなどの導入による業務効率化が主な内容となります。そのため、例えば契約書レビューサービスを導入することで短時間で効率的な契約書レビューが可能となり、業務効率の向上やより精度の高いレビューが可能となる点がメリットとなります。
特に法務部門は事業部門に比べて人員が少ない会社が多いため、限られた人員で効率よく業務を行えることは非常に大きなメリットといえるでしょう。

デメリット

リーガルテックなどの導入を行う際のデメリットとしては、費用が挙げられる他、他部門との連携が必要な場合の負担などが挙げられます。
リーガルテックのうち文書管理システムを導入するケースでは、契約書の管理を法務部門以外が所管している場合にはそれらの部門へ説明会の実施や連携が必要となることがあります。こうした業務は通常業務に加えて発生することになるため、相応に業務負荷が生じるため注意が必要です。

法務部門におけるDX化の課題

メリットやデメリットを踏まえた上で法務部門においてDX化を進める場合には以下のような課題があります。

既存のシステムとの互換性

文書管理システムについて既に導入済みの企業において新たに契約書レビューシステムや電子契約システムを導入する場合には、既存の文書管理システムと新たに導入する契約書レビューシステムや電子契約システムとの互換性があれば相互のシナジーが生じることが期待できますが、無い場合にはそれぞれを独立したシステムとして運営する必要があります。
そのため、新たにシステムの導入を行う場合には既存のシステムと互換性があるかという点は確認しておきましょう。

DX化によるビジョンの不明確さ

DX化には、ITツールやサービスの活用が必要不可欠です。しかし、法務部門に限らず、DX化を通じて達成されるビジョンが共有しづらく、導入へのハードルとなるケースが少なくありません。
また、導入されるツールやサービスにより具体的にどういったメリットやどのように業務に影響するかが見えにくい部分があります。そのため、自社の課題解決に繋がるツールやサービスを選択し、有効活用するためには、まず自社の課題を分析し明確化することが必須となります。

法務部門内での人的リソース

先ほども少し触れましたが、法務部門は事業部門よりも人員が少ない企業が多く、DX化の検討や導入サービスの選択を行う場合には通常業務とは別に人員を割く必要があります。こうした人員を割くのが難しい場合や、DX化などの検討を行うに当たってはDXに関する知見も必要となるため、こうした知見を持った人員がいるかどうかという点も課題となります。
DX化を進めるにあたっては人的リソースを確保できるか、適切な人材がいるかといった点を事前に確認・検討しておくことも重要なポイントとなります。

DX化はLegaledgeの導入で効率化を!

法務部門のDX化に当たっては契約書管理システムの導入によって契約書の更新管理や紙の契約書の管理などの効率化が重要なポイントとなります。
Legaledgeは、契約書のデータベース化についてはPDFファイルのドラッグ&ドロップで簡単に契約書管理業務の効率化を図り、契約書更新アラート機能による契約更新管理も可能です。
DX化に際して契約書管理システムをご検討の方は是非Legaledgeの導入の検討をお願いいたします。

続いて、法務のDX化ポイントとツールの紹介についてはこちらの記事でご紹介いたします。

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