【最新比較】無料トライアルがあるリーガルテックサービス15選|各サービスの特徴を徹底解説!
法務関連業務のデジタル化に取り組むにあたって、リーガルテックサービスの導入は欠かせません。
本記事では、おすすめのリーガルテックサービス15選を「電子契約」「契約書管理」「契約書レビュー支援」に分けて紹介します。それぞれのサービスの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
リーガルテックサービスとは?
リーガルテックは、法律(Legal)と技術(Technology)の融合を表す言葉で、法律業務や手続きの利便性を高めるべく開発された製品・サービスのことです。
種類は大きく分けて、「電子契約」「契約書管理」「契約書レビュー支援」の3つがあります。テレワークの普及など働き方が多様化する現在において、法務関連の業務を効率化するリーガルテックサービスの需要がますます高まっています。
電子契約サービスのおすすめ5選
次に、電子契約サービスでおすすめのサービスを紹介します。
- 電子印鑑GMOサイン
- クラウドサイン
- freeeサイン
- みんなの電子署名
- DX-Sign
それぞれについて詳しくみていきましょう。
電子印鑑GMOサイン
電子印鑑GMOサインは、自治体を含む幅広い業界で300万社以上の導入実績を誇る信頼性の高い電子契約サービスです。他社のサービスでは追加オプションが必要な閲覧制限や差込文書の一括送信機能も標準で利用でき、セキュリティと利便性を兼ね備えています。
スマートフォンアプリを使えば、外出先からでも契約の承認や締結が可能です。また、無料プランでは月に5件の文書送信ができ、基本的な電子署名やタイムスタンプ、文書の検索機能なども提供されています。
クラウドサイン
クラウドサインは、利便性とセキュリティを兼ね備えたクラウド型の電子契約サービスです。このサービスは、電子署名法に完全対応しており、企業のコスト削減と業務の効率化に貢献しています。
また、ユーザーフレンドリーなインターフェースは、ITスキルに自信がないユーザーでも容易に扱うことが可能です。これにより、官公庁や金融機関を含む幅広い分野の組織がクラウドサインを導入しています。
freeeサイン
freeeサインは、弁護士監修のもとで開発された電子契約サービスです。このシステムは、文書の作成から締結、管理に至るまでのプロセスをシームレスに一元化し、契約業務の効率化を実現しています。
さらに、freeeサインは、専任担当によるきめ細やかなサポートや、導入前の企業向けオンライン説明会も提供しているため、安心して導入できます。また、無料プランでは、月に1件の文書送信が可能で、タイムスタンプやPDFテンプレートの利用、送信・締結機能の利用が可能です。
みんなの電子署名
みんなの電子署名は、月額固定料金の支払いのみで、文書の作成や送信、署名に関わるすべての機能を制限なく使用できます。さらに、Adobe Acrobat Readerを使用して署名された文書の詳細と有効性を簡単に検証できるAATLや長期署名にも対応が可能です。
また、文書保管に関しては1年間無料であり、その後は文書1件あたり月額11円の費用がかかります。ただし、不要な文書を1年以内に削除すれば追加料金は発生しません。
DX-Sign
DX-Signは、新規導入はもちろん、既存システムへの乗り換えや併用にも適したクラウド型契約締結ソフトです。
基本的な電子契約機能を標準装備しており、紙の書類をデジタル化するインポート機能や、高度な認証リクエストなどの機能をアップグレード無しで利用できます。
また、無料プランでは月に5件までの文書送信が可能で、電子署名やタイムスタンプ、合意締結証明書、認証リクエストなどの基本機能を利用できます。
契約書管理サービスのおすすめ5選
次に、契約書管理サービスでおすすめのサービスを紹介します。
- リーガレッジ
- OPTIM Contract
- CLOUD CABINET
- MyQuickクラウド
- Hubble
それぞれについて詳しくみていきましょう。
リーガレッジ
リーガレッジは条文検索機能を備えており、必要な情報に迅速にアクセスできるため、過去の契約書を活用して最適な契約書を作成する際に便利です。
また、契約の更新時期が近づいていることを通知するアラート機能が搭載されており、契約更新の見落としを防ぎます。契約書の登録や管理が簡単に自動化できるため、法務担当者の負担を大幅に軽減することが可能です。
さらに、外部の電子契約サービスとの連携も容易で、異なるプラットフォーム間での契約書データのやり取りがスムーズになります。
OPTIM Contract
OPTIM Contractは、ドラッグ&ドロップで簡単に契約書をアップロードでき、契約書の情報抽出やチェック作業の自動化が可能です。アップロードされた契約書はOCR処理によりデジタル化され、文書のズレや手書き文字も適切に処理できます。
また、関連書類との連携も容易で、1件の契約書に対して最大10ファイルまで紐づけて管理できます。さらに、電子帳簿保存法に対応しているため、電子契約を主に取り扱う企業でも安心して利用が可能です。
CLOUD CABINET
CLOUD CABINETは、寺田倉庫が提供する紙の契約書と電子契約書を一元管理できるハイブリッド型文書管理システムです。このシステムを利用すると、紙とデジタルの両方の契約書に対応した効率的な管理が可能になります。
また、ユーザーはWeb上で検索や書類の出し入れ、廃棄といった作業を容易に実行可能です。47年にわたる書類保管サービス事業の経験と2,500社以上の導入実績を誇る寺田倉庫のノウハウが、CLOUD CABINETの信頼性と効率性を保証しています。
MyQuickクラウド
MyQuickクラウドは、1993年の発売から多くの企業に支持されてきた信頼性の高い契約書管理システムです。約800社以上の企業がこのシステムを導入しており、その実績は、さまざまな業種の文書管理ニーズに対応できる点を証明しています。
また、クラウドサインとの連携により電子契約書の管理も容易です。AzureADとの連携を通じてIDとパスワードの管理を一元化し、シングルサインオンを実現するなど、ユーザーニーズに合わせた進化を続けています。
Hubble
Hubbleは、契約書管理を簡単かつ効率的にできるクラウドサービスです。このシステムの利用により、企業は社内のすべての契約書を一ヶ所で管理し、進捗の追跡や内容のレビュー、バージョンの管理など、契約関連の多様な作業を容易にします。
また、注目すべきは、Word形式の契約書をアップロードするだけで管理が始められる手軽さです。アップロード後には自動的にドキュメントリストが生成され、それを使用して契約書の詳細な管理と迅速な検索が可能になります。
契約書レビュー支援サービスのおすすめ5選
最後に、契約書レビュー支援サービスでおすすめのサービスを紹介します。
- 契約レビューパック
- LAWGUE
- LeCHECK
- LawFlow
- GVA NDAチェック
それぞれについて詳しくみていきましょう。
契約レビューパック
契約レビューパックは、GMOサインによって提供される総合的な契約ライフサイクルマネジメント(CLM)サービスです。契約書の作成、承認、締結、そして管理までのプロセスを一貫して対応することが可能になります。
また、契約プロセス中のレビューやコミュニケーション履歴が蓄積されるため、過去の情報を参照しながら効率的に契約業務を進められます。承認フローに関しても、柔軟に設定可能で、企業のニーズや契約内容に応じたカスタマイズが可能です。
LAWGUE
LAWGUEは、AIと特許技術を駆使して契約書レビューの効率化を図るサービスです。このサービスの特徴は、契約の種類を問わず、あらゆる契約書に対応可能な点にあります。
レビュー対象の文書と類似する過去の契約書を自動的に検出し、類似度の高いものを提示することで、ユーザーは参考になる過去事例を容易に参照でき、欠落している条項の指摘も受けられます。
LeCHECK
LeCHECKは、AI技術を駆使した契約書レビュー支援サービスで、国内外の取引で必要とされる和文および英文契約書のチェックに対応しています。
このサービスは、不利な条項や漏れがある条項を自動的に検出する機能を備えており、国際取引における契約書のレビューが強みです。また、無料トライアルも用意されているため、実際にサービスを体験してから導入の検討も可能です。
LawFlow
LawFlowは、元裁判官の監修のもと開発された契約書レビュー支援サービスで、初期コストを抑えて契約書チェックを実施したい企業や個人に適しています。
無料プランでは、AIを活用した秘密保持契約や業務委託契約のチェック機能を提供しており、ユーザーは迅速かつ正確な契約書の分析結果を得られます。
有料プランでは、契約書のカスタマイズ機能やチームメンバーとの契約書共有、編集およびWord出力機能など、より高度な管理が可能です。
GVA NDAチェック
GVA NDAチェックは、GVA法律事務所監修のもと、秘密保持契約を含む16種類の契約書のリスク評価を実施できるサービスです。ユーザーは契約書をアップロードするだけで、条文ごとのリスク評価、修正必要箇所の指摘、改善提案を受けられます。
フリーランスから大手企業まで、幅広いユーザーが利用可能なプランを提供しており、契約書管理の強力なサポートツールとなっています。
まとめ
本記事では、おすすめのリーガルテックサービス15選を「電子契約」「契約書管理」「契約書レビュー支援」に分けて紹介しました。
リーガルテックは、法律(Legal)と技術(Technology)の組み合わせた言葉で、法律関連業務や手続きにIT技術を活用し、業務の効率化を図るサービスです。
そのため、法務関連業務のデジタル化や効率化に取り組む企業にとって、リーガルテックサービスの導入は欠かせません。